PRODUCT データセンターの騒音対策

大型サイレンサーをはじめとした防音設備

大型サイレンサー

3mを超える高さも幅も自由に設計でき、
極めて高い防音性能を持つ大型サイレンサー。
データセンターや地下坑道など社会インフラの
要となる防音設備として活躍しています。

データセンターの
騒音問題

見過ごせない
データセンターの騒音

AI、IoTの普及、移動通信の高速・大容量化で、データ処理能力への要求は急速に高まり、都市部を中心に全国どのエリアでも、データセンターの新設・増設が続いています。
一方で、データセンターが立地する地域の住民との間に起こる騒音トラブルが、新たな社会問題として浮上しています。地域住民の健康な生活を守りながらデータ需要に応える「地域と共生するデータセンター」を増やしていかなければなりません。

データセンター周辺で起こりやすい
騒音トラブル
  • 24時間365日空調が稼働し続けるため、空調室外機が騒音源となり近隣トラブル発生
  • 大規模な非常用電源を設備する必要があり、同設備稼働時には低周波騒音が発生する
  • 建設時の工事車両往来や重機稼働による騒音
  • 騒音に起因する住民の健康被害

データセンターの
騒音問題に特化した
新たなソリューション

ブルアンドベアが開発した
大型サイレンサーは、データセンターの
非常用電源騒音対策において、
これまでの防音設備が実現できなかった
ソリューションを提供します。

  1. 1.-40dBの極めて高い防音性能

    当社製防音製品の中でも最高クラスの40dB減衰(音エネルギーにして1万分の1)という防音効果が実証されており、高周波から低周波までバランス良く騒音を減衰させます。

  2. 2.大型なのに狭小スペースでも
    施工可能 ※特許出願中

    3mを超える大型設備でありながら、1×1mのパネルとアルミフレームを最小単位とした組立式のため、クレーン搬入ができない完成済みの建屋内でも設置することができます。

  3. 3.空気の流出入をしっかり確保

    騒音の漏出は確実に抑えながら、空気の流出入を妨げることはありません。非常用電源からの排気、ラジエーター用の吸気が効率良く安定的に行えるように設計されています。

大型サイレンサーの仕組みと性能

無響室における性能試験

厳密な防音性能を計測するため、無響室を使用した性能試験を行い、-40dBという優れた効果が実証されました。周波数帯ごとの騒音値比較でも、全帯域で万遍なく音が落ちていることが分かります。

対策効果

施工前106dB

40dB減衰

施工後66dB

施工前、施工後の騒音値比較グラフ
パネルはめ込み式の構造

最小限のユニットで段階的に進めることができるパネルはめ込み式のため、クレーン搬入が不可能な現場でも施工することができます。

  1. step.1
    パネルはめ込み式の組み立て工程-1の図解
  2. step.2
    パネルはめ込み式の組み立て工程-2の図解
  3. step.3
    パネルはめ込み式の組み立て工程-3の図解
  4. パネルはめ込み式の組み立て工程-完成図とパネル一枚の大きさのイメージ図

大型サイレンサー内部には、厚さ200mmの吸音パネルがスライド固定され、複数列配置されています。この構造が、パネル間を通過する音を強力に減衰させます。

  • 大型サイレンサー内部構造の図解-1
  • 大型サイレンサー内部構造の図解-2

データセンター全体の騒音対策

空調室外機をはじめとする施設騒音、
工場騒音の対策を多く手掛ける
ブルアンドベアでは、
非常用電源ルームの騒音対策に
特化した大型サイレンサー以外にも、
データセンターに関するあらゆる
騒音問題を包括的にサポートします。

データセンター全体の騒音対策例:空調室外機サイレンサー、防音壁による全体音対策、非常用電源騒音対策、換気口騒音対策、防音ルーバー、敷地境界騒音対策など

設計から施工まで
確実に対応します

ぜひ施設の設計段階からご相談ください。
設計上、工程管理上の制約がある中でも
最善の防音設備を提案させていただきます。
納期管理、現地施工管理、施工後の騒音値
実測までフルサポートいたします。
ワークフローについて、
詳しくは以下のページもご参照ください。

騒音対策のご依頼から施工完了まで

ワークフロー

ご相談前に安心していただけるよう、ご依頼から施工完了までの流れを簡単にご紹介しています。

以下の窓口からお気軽にご相談ください。