HINT 騒音対策のヒント

騒音対策に役立つ情報をお届けします

音の基礎知識

音について

「音」とは

音は、一言で言えば「振動」です。
音を出しているもの(=音源)の振動が、空気や固体、液体などを介して伝わることで人間の耳に届きます。音の聞こえ方は振動の大きさや細かさによって変わり、振動が大きいほど大きな音に、振動が細かいほど高い音に聞こえます。

音を表す単位と目安

音の大きさを表す単位はdB(デシベル)です。この値が騒音対策を行う上での評価基準となります。
音の強弱をエネルギーで比較すると非常に幅が広く、そのまま数値化した場合桁数に大きな開きが出てしまうため、対数尺度であるdBが用いられます。
人間の耳には、10dB減衰するごとに音が半減して聴こえます。

「騒音」とは

身の回りの様々な音のうち、人に好ましくない影響を及ぼす音、不必要な音、邪魔な音が「騒音」です。主観による判断が多く、感覚公害と言われています。
騒音はうるさいだけではなく、人の身体にも悪い影響を与えます。
例えば、騒音のせいで眠れずに寝不足になる、勉強や仕事に集中できないといったことが起こります。騒音を聞き続ける生活は、耳が聞こえにくくなったり、こころが不安定になる病気にかかってしまうこともあるため、注意が必要です。